日本の育児休暇の現実と育児休暇取得を阻む社畜たち

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またFacebookから素晴らしいニュースが発表されました↓

前回の私の記事(えっ!育児休暇って当然・・・給料出るでしょ?)ではFacebookは最大4ヶ月まで育児休暇を取ることができ、CEOのマーク・ザッカーバーグは2ヶ月間の休暇を取ることをお伝えしました。

この休暇制度はアメリカ国内のFacebookだけの制度でしたが、これが来年からは他の国のFacebookのオフィスでも適用されることになるとのことです。

上記の記事内でザッカーバーグは

働く親が時間をとって新生児と一緒に過ごした方が、子どもにとっても家族にとってもよいことが研究で示されている

と言っています。
また、アマゾンやマイクロソフトなどの企業が育児休暇の拡大をし始めているようです。

前回の記事でも書きましたが、今後は世界中でこういう制度が当たり前になってくることを願います。

出産時に仕事をする旦那は「漢」?

昔、私がまだ日本に住んでいたころ日本の話でこんな話を聞きました。
妻の出産時に会社で仕事をしていた人のことを会社の人が「彼は漢の中の漢だ」と褒めたというものです。

こんな話が通じるのは日本とその他一部のアジアの国くらいではないでしょうか?

オーストラリアだったらそんな大切な時に仕事などしていたら絶対に気がおかしいんじゃないかと思われます。

妻の出産時に仕事をしている人も人ですが、それを褒める会社もどうしようもありません。
彼らは何のために仕事をしているのでしょうか?

家族のためではないのですか?

家族よりも大事な仕事ってなんなんでしょうか?

家族よりも仕事が大事なら仕事と結婚したほうがいい。ましてや子供を持つなんて言語道断。
そんな親の元に生まれてくる子供が可哀想です。

出産ごときで仕事を休むなんてけしからん?

さすがに今の日本では妻の出産時に仕事をしている人を「漢」だなんて褒め称える会社も無いだろうなと思っていたら、こんな記事を見つけました↓

第3回 増えてきたイクメン管理職が悩む、冷たい向かい風! | ヒューマンキャピタル Online

これは2010年の記事ですが・・・
絶対に妻の出産に立ち会いたいと思っているある管理職の人が、「会社の上の人たち」の無理解に悩まされているという話です。
その上の人たちの言い分がこれです

男が妻の出産なんかに立ち会うなんて何考えているんだ

おまえが産むのか

いやー、昭和の時代ならまだわかりますが、日本では未だにこんな「老害」がうようよしてるんですね。

開いた口がふさがりません。

家庭を顧みない仕事人間の末路

さて、その管理職の人が会社の上の人たちに対して感じていることが書かれているのですが、とても良いことを言っているので少し長いですがそのまま引用します。

「私は彼らみたいに絶対になりたくないのです。彼らの家族関係は破綻しています。奥さんとも会話が全くないようだし、家に帰っても楽しくないし、居場所もないとか言っている。仕事で残業、休日出勤はすごいし、仕事じゃない日も、休日や平日の夜もゴルフだの麻雀だの飲みに行こうと会社の同僚や部下ばかり誘っ て家に帰らない。私には信じられません。私は仕事も頑張るが、それは家族のために頑張るのです、家族の笑顔があって、家族との楽しい時間を過ごせて、初め て頑張って働こうと思えます。子供の出産は、一生のうちに何度もあることではない。とっても貴重な時間です。誰にとってもそうだと思います。だからこそ私 は、絶対にその前後に妻と一緒にいたい。」

まさにそのとおり!

上の発言に出てくるような「会社の上の人たち」はきっと一日のほとんどを会社や仕事関係の人と一緒に過ごし、家族のいる家に帰るのは深夜。家族はもう寝ているから話すこともなし。そして次の日の早朝まだ家族が寝ている間に家を出て仕事に行く。そんな生活を延々と何十年と送っていくのでしょう。

肩書がなくなってから自分が無価値だったことに気付く人たち

本当にこういう人たちは可哀想です。
今は会社の家畜のように働く社員は社畜なんて呼ばれていますが、これは家畜ではなく奴隷です。

そしてこういう人間たちは会社では自分は

偉い

認められている

他の人と比べて自分はもっと価値がある

自己満足していることが多いのです。本当に大切なモノを犠牲にしていることに気づかず。

だから可哀想なのです。

そして、定年で退職した後になって会社の肩書という「隠れ蓑」がなくなった自分がどれだけ無価値な人間なのか気付くのです。

でも既に時は遅し。

それまでその人の周りでチヤホヤしてくれた人もその人ではなくその人の肩書に対してへりくだっていただけなので、その人が退職すると同時に興味を失って離れていきます。

退職をしたら拠り所となるのは家族・家庭です。

しかしそれまで家族を大切にしてこなかったから妻や子どもとはうまくコミュニケーションがとれず、家にいてもやることがなく、邪魔者扱いされて自分の家なのに居場所がないという惨めな生活が待っています。

そしてそういう現実を認められない人は昔の肩書があって偉かった(と勘違いしている)かつての栄光にしがみついて生きるしかなくなります。

本当に惨めです。

妻の出産にも立ち会わせてくれず働けという社員を奴隷扱いするような会社はさっさと見限るべきです。

あなたにとって一番大切なものを一番優先させる

仕事なんて大部分の人にとっては単なるお金を稼ぐ手段でしかなく、それ以上でもそれ以下でもないのです。
そしてその「手段」はいくらでも替えがききますが、家族は替えがききません

そんな「手段」でしかないもののために大切な家族や自分の自由な人生をないがしろにするべきではありません

少なくとも日本では奴隷というものは存在しないことになっているのですから、自分の意志でより良い人生になるような選択肢を選ぶことはできるはずです。

わざわざ自ら進んで会社や仕事の奴隷になって自らの人生を不幸にする必要はありません。

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かわずん
かわずん
アンチ・ブラック企業ブロガー

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