社会

健康保険を食い物にする中国人問題。悪いのは誰?

日本の健康保険制度が外国人にタダ乗りされている?日本は加入条件が甘すぎ?」で書いた日本の健康保険加入の問題の記事がかなり読まれています。

この問題を認識する人が増えてきていることはとても良いことだと思います。

そして今日、新たにこの問題を扱った記事を見つけたので紹介しておきたいと思います。

「留学ビザ」で日本の医療費を食う中国人 | プレジデントオンライン

少し長めの記事ですが、時間がある方は是非このプレジデントオンラインの記事を読んでもらいたいと思います。

ごく簡単に言うと、日本の優れた医療を安く受けるために、短期間の留学や、日本にペーパーカンパニーを作ってそこの社員ということにして健康保険の権利を得る中国人が増えているということです。

日本のペーパーカンパニーで働いていることにしさえすれば、外国に住んでいる両親や祖父母が扶養家族として保険でカバーされるようになり、いざ癌などになったら呼び寄せて健康保険で安く医療を受けさせることができるようです。

まさに悪用しようとする外国人にとっては天国ですね。

このような制度にした日本が悪い?

恐らく、健康保険を目当てに日本にやってくる外国人は中国人だけではないでしょうが、その数や、「医療ツーリズム」としてビジネス化しているせいで必ずと言っていいほど中国人がやり玉にあがります。

正直、私も「なんて図々しい人達なんだ」と思いますよ。

でも、そう思ったら、上記のプレジデントオンラインに書かれていた以下の箇所を読んでみてください。

「私の知り合いなんてみんな、日本の保険証を持っているよ。中国に住みながら持っている人もいる。私だって日本にいっぱい会社持っているから、保険証なんてすぐ手に入る。まともに正規のカネを払うなんて、富裕層のなかでもプライドが高い人か緊急性のある人だけですよ」

~(中略)~

「利用できるものは利用するのが中国人の考え方です。中国人からすれば、保険制度に抜け道を作ってしまった日本が悪い。利用されて当然という感覚なのでしょう。日本はお人よしというか、『性善説』に立ちすぎているんです。誰もが3割負担で治療を受けられる日本の保険制度は素晴らしいものですが、外国人に悪用され、日本人自身が満足な医療を受けられなくなれば本末転倒です。これではだれのための保険制度なのかわからなくなってしまう」

そう。

そもそもはこんな「誰でも簡単に加入できる」制度にしてしまっている日本が悪いのです。

むしろ留学での滞在3か月以上は加入を義務としているとか、意味不明すぎます。

お人好しもいいところですね。

そうは言ってもやはり、甘い制度に群がってくる人達を苦々しく思うのは分かります。

でも、彼らは(ペーパーカンパニーはどうかと思いますが)違法なことをしているわけでもなく、きちんど日本の法律に則って健康保険に加入しているわけですから、やっぱり悪いのは日本の制度のほうです。

例え、中国人が保険を目的に留学という名目で訪日していたとしても、きちんと留学ビザを持っているわけです。

留学ビザを不正に取得しているという話もありますが、それにしたって不正を防げないシステムが問題なわけですし、そもそも、学生ビザで保険に加入できないとなれば不正をしてまで学生ビザを取る意味が無くなるわけです。

中国人の悪口を言う前に、こんな法律を作り、野放しにしている政治家を非難しましょう。

日本みたいに甘い国他にあるの?

私は日本と、今住んでいるオーストラリアの制度しか知りませんが、日本のように甘い国は他にあるんですかね??

多分無いでしょうね。

だって、国民の税金は国民のために使うものですからね。

ましてや、高齢者が増えて医療費が増えて保険制度が危うくなってきていると言われている現在、外国人にあげるお金なんて無いはずです。

こんな制度を放置しておく理由が良く分かりませんね。

ちなみに、前も書きましたが、オーストラリアで国の健康保険に加入するのはかなり厳しいですよ。

基本的にはオーストラリア国民か、永住者権保持者、あるいは相互の提携がある国同士の留学生やビジネスビザ保持者以外は入れません。

つまり、普通のビジネスビザの人は加入できませんし、留学生なんてとんでもない

学生ビザでは何十年オーストラリアの学校に通おうが、健康保険には加入できません。

学生ビザの人は民間の保険に入ることが義務付けられているので、学費や生活費だけでなく、保険料金でもオーストラリアに金を落とすことになります。

オーストラリアにとって留学生はいいお客さんですよ。

実際、周辺のアジアの国から大量に留学生を受けれているので、教育はオーストラリアにとって非常に重要な産業となっています。

いずれにしても、このオーストラリアの姿勢を見ると、「オーストラリアの国民健康保険はオーストラリア人のもの。外国人には使わせません」「外国人はお金を落としていってくれる人だけ来てください」と言っているのは明確です。

でも、こんなの当然ですよね?

余程お金が余っていて、博愛主義の国であれば別かもしれませんが、そんな国聞いたことありません。

日本は一日も早くこの「激甘」な健康保険への加入規則を他の国並みに厳しくするべきでしょう。

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かわずん
アンチ・ブラック企業ブロガー