ここメルボルンは冬が長~く感じるのですが、少しずつ春の感じが味わえるようになりました。
オーストラリアにはもともと常緑樹しかなかったそうなのですが、それでも春には枝の先には若葉が見られ、気持ちいいですね~。
さて、かわずん家は、5歳児、3歳児と、私たち夫婦の4人で成り立っています。
そして、私たち夫婦は、現在、主婦と稼ぎ手ほぼ逆な生活を実体験中です。
子育て中の主夫
かわずんは、現在ほぼ主夫みたいな生活を送っており、私(ミセスかわずん)は仕事に出ています。
先日私が仕事から帰ってくると、「こらーーーっ!!」と超不機嫌なかわずんが真っ赤な顔で子ども達を叱っていました。
眉間にしわ寄せて、「めんどくさいやつら・・・」とため息ついていました。
私の心中では、「おおおお、子育て中の主婦みたいだーーーーっ!!!!(笑)」って思わず叫びました。
ほんと、以前の自分(笑)
かわずんは仕事に出ているときは、こんなに子どもたちにイライラした経験はないと思います。
子育て中の主婦の気持ちを実際に経験したことある男性っているだろうけど、きっと少ないよね。
一方、仕事帰りのミセス
反対に、私は仕事から帰ってきて玄関開ける前に「はぁ、疲れた~、さぁ、我が家だ~、ゆっくりしよう~!」と思っていますが、玄関開けた瞬間、目の前には不機嫌なパートナーに、ギャーギャー泣いている子ども達に、散らかった部屋。
・・・・と、とりあえず、ソファーでも座ろうかな。
って、座れるわけないよね(笑)
うえぇーんと泣いてしがみついてくる子ども達をヨシヨシとなだめるわけです。
もう、まるで、父親(笑)
「あぁぁ、仕事帰りの父親ってきっとこんな気分なんだろうなぁ~」って思ったんです。
きっと、仕事帰りの父親って、
「なんであんなにアイツ(奥さん)はイライラしてんだ?」
「子どもたちかわいそうじゃないかー」
って思ってるんだろうなぁ~って。
そして、ちょっとでいいから、ソファ座って何かお茶でも飲んで休みたい(笑)
でも、私は旦那の帰りを首を長くして待っている母親の気持ちも知ってる。
「早く帰って来てくれーーーー!!!(T_T) もう、疲れたーーーっ!!!」
「はぁ?!さっき牛乳飲みたいっていったじゃん!!ジュースなんかない!!」
「あーーーーやっと旦那帰ってきた!!!ちょっ、まずはトイレって、、、!!私が行きたいっつーの!!」
ってなる。
どっちも知ってるっていう利点
どっちの立場も経験してみないと、理解できない相手の気持ちってたくさんあると思います。
仕事している方としては、「せっかく仕事終わったんだから、家でくらい休ませてよ!きみはずっと家にいたんだろ?」と思う。
子育て・家事している方としては、「せっかく家帰ってきたんだから、手伝ってよー、私ばっかりなんで休む時間が一分足りともないのよ!私も外に少しぐらい出たいわよ!」て思う。
どっちもさ、休みたいんだよね(笑)
私は家にずっと子どもといたらカリカリなるって気持ち知ってるから、仕事帰ってきたら、なるべく子ども達の相手をする。
気持ちの余裕があるから、子どもの相手も余裕(笑)
夫にも「そりゃイライラするよね、怒って正解っ!!」って言える。
かわずんもママ友と話が弾む弾む(笑)
子育て中の夫婦の形
子育て中の夫婦の形に、理想も、正解もない、というのは当たりきちゃりきちゃんちゃりき。
自分たちに合ったものだけを求めていればいいと思います。
私たちは、入れ替わりという形をしばらくの間、取ってみました。
また、元に戻る予定です。
でも、お互いがお互いの立場を知ってるっていうのは、やってよかった経験になってます。
ほんと、やってみなきゃ分からないよね~。
やらなくても理解しようと努力できるすごい人たちもいるんでしょうけれど、私は少なくともそういうタイプの人間じゃないので、実体験するのみです。