私が住んでいるオーストラリアのメルボルンにはカフェが星の数ほどあります。
また、「メルボルンのカフェのコーヒーは世界一」と言われています。
Why Melbourne has the best cafes in the world
今回はそんなメルボルンのカフェについてちょっと紹介したいと思います。
カフェ文化はどこから来た?
メルボルンのコーヒーの主流はエスプレッソタイプのものです。
こんな感じのエスプレッソマシンで抽出します↓
ドリップ式のものを出しているお店もたまにありますが、少数派です。
このエスプレッソコーヒーの文化を運んできたのが、イタリアからの移民です。
オーストラリアは様々な国からの移民で成り立っている国ですが、メルボルンにも本当に色々な人種がいます。
移民の比率的に見て、イタリア人はかなり多いほうだと思います。
イタリアンレストランは街中にありますし、イタリアンレストランばかりが軒を連ねている有名な地域もあるくらいです。
面白いのが、メルボルンのコーヒーはかなり「発展」していて、元祖イタリアのものとは全く違うものになっているそうです。
私はイタリアに行ったことがないので比較はできませんが、いつか元祖も試してみたいものです。
ちなみに、コーヒーの種類は日本ではあまり見かけないものもあり、以下はその一例ですが、その他にもたくさんの種類があります。
私がいつも飲んでいるのはFlat whiteというやつです。
ミルクたっぷりのコーヒーですが、程よい苦みがあり、お気に入りなんです。
チェーン店より個人経営のお店が多い
メルボルンのカフェのもう一つの特徴は、個人経営のカフェが多いことです。
チェーン店ももちろんありますが、個人経営のもののほうが圧倒的に多いです。
オーストラリアの会社がやっているチェーン店もありますし、スターバックスもあります。
スターバックスは私がオーストラリアに来た15年くらい前は結構たくさんあったのですが、ほとんど撤退してしまいました。
メルボルンの人たちは結構自分のお気に入りのカフェがあるので、チェーン店にはあまり入らないんですよ。
そもそも、個人経営のお店のほうが美味しい。
これは私の主観ではなく、周りの知人も同じ意見なことが多く、「スタバに行く?」と言ったらまず間違いなく、「えー 😕 」となるでしょう。
スタバだけでなく他のチェーン店にしても、どうしてもコーヒーが飲みたいのに近くにチェーン店しかない場合は、「仕方ないね」という感じになります。
スターバックスの中を覗くと、アジア人のお客さんが多い気がします。
旅行者とか留学生とか、あとはスタバが好きなアジア人の移民の人が行くのではないかというのが私の勝手な想像です。
家でもコーヒー
私は日本に住んでいた頃はあまりコーヒーを飲んでいなかったのですが、メルボルンに来てからというもの、すっかりコーヒーを飲む習慣がついてしまいました。
大体、朝昼晩で一日3杯は飲んでいます。
そんなわけで私の家にはエスプレッソマシンがありますし、私の知り合いもエスプレッソマシンを持っている家庭がかなり多いと感じます。
みんなメルボルンに来るとコーヒー好き、カフェ好きになるんですねー。
みなさんも、もしメルボルンに行くチャンスがあったら是非良さそうなカフェを見つけて入ってみてください。
そうそう、「エスプレッソコーヒーは濃いからカフェインが多そう」というイメージがありますが、これは誤解です。
エスプレッソはマシンで圧力をかけて一気に抽出するので、ゆっくり抽出するドリップ式に比べて出てくるカフェインは少な目なんです。
以上、コーヒーの「豆」知識でした(え?面白くない?すみません 🙄 )
おすすめ家庭用エスプレッソマシン
家で手軽にエスプレッソを作れるエスプレッソマシンの紹介です。
カプセルタイプ
超お手軽に本格エスプレッソが出来るのがこのタイプ。
一杯分のコーヒー粉が入っているカプセルをマシンにセットして抽出ボタンを押すだけ!
実は私が持っているのもこのタイプです。
超簡単に作れるのに、味は本格的なエスプレッソマシンに劣りません。
コーヒーの粉はカプセル内に密封されているので長持ちしますし、量の調節なども一切考えずに済みます。
また、マシンは必ず手入れが必要で、使用後にきちんと清掃をしていないとまずいコーヒーになってしまうのですが、清掃という面でもこのタイプは超簡単で手間いらずなのがポイント。
デメリットは一杯当たりのコストが他のタイプに比べて少し高くなる(一杯30~50円程度)ことですが、掃除などにかかる手間や時間を考えたら一概に高いとも言い切れません。
「コーヒーを淹れるまでの作業の楽しみとかどうでもいいから、とにかく手軽に美味しいエスプレッソを飲みたい」という人にピッタリです。(←あ、これ私のことです)
下はカプセルタイプでアマゾンで一番評価が高くて売れているモデルです。
同じくネスレが出している以下のモデルも評価が高く売れています。ドルチェグストは日本で私の親が使っているのですが、お手軽なのに味は中々のものです。
半自動タイプ
自分で豆を挽いて、自分の好みでエスプレッソを作りたい人向け。手間はかかりますが、コーヒーにこだわりのある人には作っている時間も楽しいひと時でしょう。
全自動タイプ
コーヒー豆を入れると豆を挽く作業から抽出まで全自動で行ってくれるタイプです。
本格的なエスプレッソが作れるのに操作は簡単という、初心者向けのタイプです。
下のマシンはコーヒー豆からでも、コーヒー粉からでも抽出ができ、豆の挽き具合、コーヒーの濃さ、量、温度まで様々な設定が可能なスグレモノで、アマゾンでベストセラーになっています。
ものぐさな私にはカプセルタイプが一番合ってますが、ゆっくりとコーヒーを挽く作業から楽しみたいという人もいるでしょうから、そこはそれぞれの好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。