英語が赤点だった私がどのように勉強して海外就職できるまでになったか(前編)

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私は今でこそオーストラリアの現地の会社で英語を使ってIT関連の仕事をしていますが、実は私は中学や高校の頃はしばしば英語で赤点を取ったりしている駄目生徒でした。

正直に言うと、今でも英語を使うことが好きというわけではありません。

なので、あくまでもオーストラリアで生きていくための道具として英語を勉強したのです。

今回はそんな英語が全く駄目だった私が、オーストラリアで就職するまでにした勉強法を紹介したいと思います。

私の英語学習の目的は現地の大学に入学するのに必要な試験であるIELTSの点数を取ること、大学を卒業すること、そして現地で働いて生活をするということでした。

日本では英語の試験というとTOEFLが有名で、アメリカの大学に入る場合はTOEFLの点数が求められます。

これに対して、イギリス圏の国の大学に入るためにはIELTSという試験を受ける必要があり、TOEFLと同じようにリーティング、リスニング、ライティング、スピーキング全てで評価される試験です。

私が英語の勉強を本格的に日本で始めたのは25歳のときでしたので、言語を習得してネイティブ並みになるにはもう遅すぎる年齢だと思います。

特に私のように英語嫌いで語学のセンスもない人間にとっては。

ですので、現地で生活や仕事ができるようになったからと言って英語が現地の人のように流暢に使えるとかそういうことは全くありませんし、映画やテレビで言っていることが分からないこともまだ多々ありますので、そういう前提で読んでもらえればと思います。

ただ、英語嫌いだった私が25になってから勉強を始め、仕事の合間を縫って行った3年間の日本国内での勉強だけでオーストラリアの大学に入学できるだけの英語力をなんとか身に付けることができたので、同じような状況や目的の人にとって何らかの参考になればと思います。

リスニング

私は学生の頃は特に文法を覚えるのが嫌いで、英語の授業が苦痛でなりませんでした。

学校で教えられる、SVOCとかそういうのは本当につまらないと思いますし、見るだけで拒絶反応を起こします。

恥を忍んで言うと、正直、今でもそれを使って説明しろと言われたら出来ません。

実は私は日本語でも助詞だとか副詞だとかそういう文法は好きではないのです。

ですから、英語の勉強を始めるにあたって、そういった文法を最初からやっていくような方法だとまた挫折する可能性が高いとほぼ確信を持っていました。

「ではどのようにやるか?」と考えた時に、日本の学校のような学び方は捨てて、もっと実践的な方法でやろうと決めました。

そこで一つのヒントとなったのは、知っている方も多いと思いますが、「聞き流すだけで英語が聞けるようになる」という商品です。

その商品の宣伝によると、「英語は日本語とは周波数が違う」とか「日本語にはない音がたくさんあるのでそれを聞き分けられないと聞くことが出来ない」ということらしいです。

これを見て、「リスニング力を上げるにはやはりリスニングをするのが一番!」と単純に思った私はこの方法を取ることにしました。

とは言っても、その商品を買ったわけではありません。

聞けば上達するのならば何を聞いても同じはずです。

別に音質が良い必要も、絵本が付いている必要も、楽しい物語である必要も無いでしょう。

ということで、何か良い英語のソースが無いか調べたところ、英語のラジオ放送を見つけました。

この放送は、Far East Network(FEN)というラジオ放送で、アメリカ軍の兵士やその家族向けに24時間放送されているもので、ニュースやエンターテイメントを流しています。

ちなみに今はこの番組はAmerican Forces Network(AFN)という名前になっています。

そこで私はこの放送をカセットテープ(懐かしい!)に2時間分録音して聞くことにしました。

エンターテイメントは理解するのが難しそうだったので、主にニュースを選んで録音しました。

エンターテイメントだと、知らない俳優とかスポーツとかの話をされても理解できないと思ったからです。

ニュースならば、どこでどういう事故があって何人の負傷者が出たとかいう話ですし、そういうのは何度も聞いて慣れてくると結構分かってくるものです。

さすがに政治の話は分かりませんでしたが。

その頃私は往復で2時間電車に乗って通勤していたので、毎日この2時間のテープを一回聞き終わるようにしていました。

最初はこの放送を毎日録音していたのですが、毎回すべてが理解できているわけでもありませんでしたし(むしろ理解できない箇所のほうが多かったです。)、わからないまま新しいものを録音しても意味がないということに気づき、同じものを2~3ヶ月くらい聞くようにするようにしました。

これならば毎日録音する手間も省けます。

このような調子で、単語が分からなくてもニュースを理解できなくてもひたすら聞き続けました。

何を言っているのか聞き取ろうとしている時もありましたが、朝で眠かったり、仕事で疲れているときは半分寝ながらの時もありました。

毎回必死に聞かなくても良いのでとにかく継続することが大事たと思います。

私の頃はこういった英語のソースを入手するのが結構大変でしたが、今ではネットで手軽に自分の好きなジャンルを探すことが出来ると思いますし、それをスマホに入れて持ち歩けば簡単に聞くことが出来るでしょう。

スピーキング

上記の、「聞き流すだけで英語が分かるようになる」商品の宣伝では「聞いているだけで自然と口から英語が出てくるようになる」とも言っていますが、私はこれは嘘ではないかと思います。

英語は日本語よりもはるかに頬の筋肉を使いますから、ある程度それらの筋肉を使っていないと上手く話すことは出来ませんし、また、日本語には無い口や舌の動きをしないと発音できないものがいくつもあります。

また、話しは相手がいないと成り立ちません。

相手が言うことに対して臨機応変に対応する必要がありますから、そのような訓練もせずにただ聞いているだけで話せるようになったりはすることはないでしょう。

話せるようになりたかったら実際に英語を話すしかありません。

残念ながら私は日本にいる時は周りに英語を話す知り合いがいなかったので、マンツーマンで英語を話す先生を探して、毎週2回、1回につき1時間、その先生に教えてもらうことにしました。

お題は何でも良く、生徒の要望を聞いてくれるということだったので、IELTSの面接試験の真似事をして先生に面接官になってもらったり、映画やその時々のニュースなどについて話をしました。

本当はもっと頻繁に話せれば良いのですが、日本にいるとなかなかそういう機会はありません。

また私の場合は仕事が終わってからの時間しかできませんでしたので、時間的な制約によって選択肢はかなり限られていました。

しかし、やるのが大変だからと言って一切やらないのと、週に2回でも英語を話すのでは数年後には天と地ほどの違いが出てくると思います。

次回はリーディングとライティングについて書きます。

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かわずん
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アンチ・ブラック企業ブロガー