世間ではよく、「嫌な仕事でも3年は我慢しろ」なんて言われていますね。
この「3年」って一体どういった根拠のある数字なのか全く意味不明ですね~
未だにこういった迷信を信じて縛られている人は、何が本当に大事なのかもう一度よく自分で考えてみたほうが良いですよ。
嫌な事からさっさと逃げ続けてきた私の人生
私は新卒で入社してしまったブラック企業は1年半で辞めました。
1年半だって長過ぎたぐらいです。
嫌なことをやり続けるには1年半と言うのは長すぎるし、貴重な人生の時間の無駄以外の何物でもありません。
実は私は入社後1年程度で疲れ果ててしまい、上司に辞意を伝えたのですが何度か引き留めに遭い、半年伸びてしまいました。
恐らく離職率が高くて人員が足りずに困っていたのでしょう。
今だったら引き留められても問答無用で辞めますが、まだ若かった私にはそこまではできませんでした。
ブラック企業退職後すぐにニュージーランドにワーキングホリデーに行きました。
この時は「最初の会社を1年半だけで辞めてしまって、次の職がないかも」ということは全く考えませんでした。
まあ、会社に行くのが辛くて嫌で嫌で仕方がなかったので、「とにかく辞めたい」という一心だったというのもありますが。
そして、ニュージーランドから帰国して海外移住を決心し、移住費用を稼ぐために日本で仕事を探しましたが、こんな私でもちゃんと雇ってくれる会社がありました。
しかも、「3年後くらいには退職してまた海外に行く可能性が高い」と正直に伝えたのにも関わらずです。
「3年間も我慢できないこらえ性の無いやつは駄目だ」なんて言うような会社はこっちから断ればいいのです。
そういった意味のない数字でしか判断できないような人事がいる会社など、ろくなところじゃありませんから行かないほうが身のためです。
私が証明しているように、探せば3年間我慢しなかった人間をちゃんと雇ってくれる会社があるんです。
こうして入社した日本で2社目の会社は中々居心地が良く、もしオーストラリア行きを決意していなければもっと長く働いていたと思います。
やはり、「3年も我慢できないなんてこらえ性が無い」なんて言わない会社はそれだけでもまともなのでしょう。
そして、晴れてオーストラリアに移住して入社した最初の会社で5年、次の会社で7年間働きました。
最初の会社も良かったのですが、5年目でリストラされてしまいました。
次に入った会社は最初の会社よりも素晴らしい会社で、「このままここで定年まで働けたらいいな」と思っていたのですが、6年目を過ぎたあたりで急激に会社員として働くこと自体が嫌になってしまい、同時に日本でやりたい事も出てきました。
そうして、そうやって考え始めてから半年ちょっとで退職して日本に帰国することなりました。
あ、ちなみに私は子供2人がいるのですが、きっと「子供がいるのに仕事を辞めてしまうなんて」という人もいるでしょうね~(笑)
そういう価値観の合わない人は無視です。
自分たちが幸せならそれでいいのですから。
幸い、私の妻はこの決定にかなり賛成のようです。
嫌なことからすぐに逃げてきた人の人生はどうなる?
自分自身の人生を振り返ると、嫌だと思うことにはさっさと見切りをつけ、やりたいと思うことをやってきたと思います。
一度「今やっていることは好きではない」と思い始めたら半年以上は続けていません。
では、そうやって嫌なことをすぐにやめてきた私の現在の人生はどうなったか?→
かなり幸せです(笑)
そして、特にお金にも困っていません。
だから「3年は我慢しろ」教の人を信用してはいけないんですよ。
私もそんなアホな教えに引っかからなくて良かったとつくづく思います。
仕事を3年以下で辞めるデメリット
嫌なこと、辛いことを3年続けて得られるものって何でしょうか?
「3年間我慢 仕事」で検索してみると、そのメリットとデメリットについて書かれた記事が色々と出てきますから興味があったらいろんな人の意見を読んでみると良いでしょう。
恐らく、多くの人が一番最初に挙げるデメリットは「転職が不利になる」でしょう。
「『3年も続かない人は次の職でもまたすぐに辞めそう』だと思われるから、就活で苦労する」
上でも書きましたが、そういう考えの会社は相手にしないほうが身のためです。
もし世の中がそういう会社ばかりだったら次の就職先は見つからないでしょうが、日本国内だけでも星の数ほどの会社があるのですから、きちんとあなたを評価してくれる会社は探し続ければきっとあります。
むしろ、3年間働いていないことで入社する価値のない会社はあちらから勝手に離れていってくれるので便利です。
これってむしろメリットではないでしょうか?(笑)
嫌なことをさっさとやめるメリット
では嫌な仕事をさっさと辞めるメリットはなんでしょう?
- 人生の貴重な時間を無駄なことに使わずに済む
- セーブした時間をもっとやりたいことに費やせる
- 嫌なことをし続けるストレスから解放される
- ストレスから解放されるので健康にも良い
色々なメリットがありますね。
ちなみに、「嫌なことでも耐えて継続してこそ得られるものがある」なんて言う人もいますが、そんなことをして得られるものは何もありません。
強いて言えば、「嫌なことを我慢して続ける力」くらいでしょうか。
ブラック企業が好んで使う「ストレス耐性」というやつです。
でも、そもそも嫌なことをやり続ける気が無いのならそんな力いりませんよね(笑)
ストレス耐性なんて要らないんです。
大変でもやり続けるべきこと
大変でもやり続けるべき時もあります。
それは何か本当にやり遂げたいことがある時です。
それを成し遂げるためにものすごい努力が必要なことがあります。
そういう時だけは大変でもやり続けることは重要です。
いずれにしても、自分が心から望んでいる夢や目標を達成するための努力ですから、辛くても止めようとは思いませんよね?
気を付けて欲しいのは、この「夢」や「目標」というものは「あくまでも自分が本心から望んでいること」だということです。
間違っても、会社や他人から「夢を叶えるためにみんなで残業~」などといった類のものではありませんのでご注意を。
こういった「夢」の押し売りはブラック企業が得意とするところですので、その夢が本当の自分の夢なのか、ブラック企業の経営者の夢なのかをきちんと判断してください。
まとめ
結局のところ、嫌なことに対して3年も費やしたところで得られるメリットが無いどころかデメリットだらけということです。
あなたが会社を辞めたいと思っているときに、誰かが「3年も我慢できない奴は~」と言ってきても相手にしないことです。
もしそう言われて迷っているようなら、あなたの人生で何が大切なのか、やりたい事、やりたくない事などもう一度じっくり考えてみることをお勧めします。
ところで、世の中には、会社に不満をもちながらもなかなか辞める決断が付かず、色々な言い訳をしてグズグズと同じところに留まっているような人がたくさんいます。
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そんな話に興味があったら以下の記事を読んでください。
>>権利を主張すると会社が疲弊する?景気の良い国と比べるな?行動しない人の言い訳とは
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