ツイッターで見つけた、新卒でブラック企業に入ってしまった方の記事が興味深かったので紹介します。
飲食のブラック企業に入社して地獄に落ちそうになった実体験を話す|アイサカブログ
研修から何から全てがブラックのお手本みたいな会社です。
研修で洗脳
- 3日間の研修で1000字くらいの社訓を完璧に暗記させられる
- 全員の前で社訓を大声で暗唱し、間違えると怒鳴られる
時には教官が涙を流しながら優しくしたりするらしいです。
昔テレビで見た、くら寿司の研修もそんな感じでしたが、まさに洗脳ですね。
脅したり、なだめたり。
洗脳研修の典型ですね(笑)
社訓を覚えさせるのなんて実際のところ、仕事的は何の意味も無いんですよね。
その唯一の目的は、理不尽な待遇でも会社に疑問を持たず、忠誠を尽くして死ぬほど働く奴隷を作ることです。
ちなみに、これだけブラック企業というものが世間で認知されてきているにもかかわらず、この筆者の方はこの研修に対して「当時はがむしゃらだったし、普通の会社がわからなかったので全然おかしいと感じなかった」と書いています。
こういう人、多いんだろうなと思います。
日本は学校で散々、同調圧力やら、ルールへの服従を叩きこまれて大人になりますから、ブラック企業の言うことも疑問に思わすに受け入れてしまうんですよ。
日本の学校は子供を立派な社畜にするための下地を完璧に作っているなとつくづく思います。
中には、「子供の個性を~」なんて言っている学校があるかもしれませんが、許すのはせいぜい、決められた枠組み、ルールの中での限られた個性ですよね。
それからはみ出したらあっという間に「教育」されます。
さらに・・・
- 3年間恋愛禁止
で、「恋愛をしている時間があるのなら全力で仕事をしろ」だそうです。
アイドルじゃあるまいし、開いた口が塞がりません。
アイドルでも恋愛をするなと強制しているのなんて日本くらいですし、そもそもこれって普通に人権侵害ですけどね。
まさに自由を束縛された奴隷です。
違法なことを平気でやるブラック経営者にとっては、人権なんて屁でもないんでしょうね。
激務&サビ残&低賃金
もうブラック企業の典型例のオンパレード。
退社は早くて21時、3日に一回は終電以降で会社に泊まりらしいです。
この筆者の先輩が、「社会人なんてそんなもんだよ」と言ったらしいですが、これは会社の洗脳というよりは日本の社会の洗脳ですね。
「社会人は厳しいのが当たり前」
「社会人なんだから甘えるな」
日本で嫌というほど良く聞く言葉。
こう言うのが「大人」みたいに勘違いしている人、多いと思いますが、残念ながら、そういう人間はタダの「思考停止した社畜」というのです。
まあ、恐らくこの先輩の場合は、「諦め」に近いものだと思いますが。
それにしても、それだけ働いて給料は手取りで16万円とか。
学校と社会に洗脳されて育ち、締めに会社の洗脳研修を受ければ、二度とない貴重な人生の時間と命を会社のために投げ出して奉仕する立派な社畜の出来上がりです。
こんな社会で育ったら洗脳されないほうがおかしいくらいですね。
真面目な人=思考停止した社畜候補
先輩たちに共通してたのは、みんなすごい真面目か死んだ眼をしてがむしゃらに仕事してる人が多かったこと。
ああ、なるほど。まともな人はみんな抜けて真面目でやめられない人だけが残っているんだなあと。
日本では真面目な人は評価されますが、真面目な人ほど会社や組織に従順だからです。
真面目な人というのは、誰かが決めた、決めた人や組織や社会に都合が良いルールや規則に縛られ、自分の意志で動けなくなってしまった人達のことです。
私も子供の頃は「真面目」だったから良く分かります。
そして、真面目なことが長所だと思っていました。
完全に洗脳されていましたね。
辞めると言ったら尋問&罵倒
やめる時は会議室で尋問のようなことが行われ親にもその場で電話もされ、
「沖縄のやつはやっぱ駄目」だの「お前みたいなクズは惨めな人生を歩めばいい」とか色々散々なこと言われました
最初から最後までブラックで、むしろ清々しいほどですねー
こういう会社が今の時代に存在できていることが信じられません。
法律は守らない、パワハラ三昧、違法な環境で働かせて何とも思わない・・・
冷静に考えて、クズなのは明らかに彼らのほうなんですけどね。
「それって、自分たち自身のことを言っているんじゃないの?」と聞いてみたいところです。
こういうクズ人間たちには是非、惨めな人生を歩んで欲しいものです。
ブラック企業には応募しない。すぐ辞める。
今までにも私は何度も言っていますが、こういうクソ会社はその過酷な労働で社員が死んでも絶対に責任を取ろうとはしません。
潔く責任を認めて謝罪するような経営者だったら、そもそも最初からこんな酷い働かせ方を社員にしたりしませんしね。
間違いなく、
「社員が自主的に残業した」
「会社は知らなかった」
と嘘をつきまくり、さらにはタイムカード(そもそも、あればの話ですが)を改ざんしたりするなど、ありとあらゆる手段を取って責任を逃れようとするでしょう。
そこには、死んだ社員に対する悲しみや謝罪の意思など一切ありません。
それどころか、「あいつ、これくらいの残業で死にやがって。迷惑なんだよ」くらいは思っているでしょうね。
今までどれだけの数の人達が過労死や過労自殺で死んで、それがニュースになったか分かりませんが、それにも関わらずこういったことをさせている経営者はもう確信的犯罪者なんですよね。
私が独裁者だったらまずこういうクズ人間たちをまとめて刑務所に入れたいです。本気で(笑)
こういうブラック企業がはびこっている日本という国は本当に先進国と呼べるのでしょうか?
私にはとてもそうは思えませんが。
この筆者の方は2ヵ月で辞めたそうですが、辞めて大正解です。
続けていたところで何も得るものがないどころか、失い続けるでしょう。
貴重な人生の時間、別のことにチャレンジするチャンス、残業代、幸せになるチャンス・・・そして、最悪、命を失います。
こういう会社はできたらどんどん社名を公表して欲しいものです。
そして、こういう話が一度でも出た会社のサービスは完全ボイコットされるくらいになって欲しい。
日本では、ブラック企業だと言われている会社のサービスを気にせず使うどころか、大企業であれば新卒が喜んで応募しています。電通のように。
これではブラック企業が減るはずありません。
なにはともあれ、もしあなたの会社がこんな会社だったら、色んなものを失う前に迷わず辞めるべきです。
辞めるのが遅ければ遅いほど、失うものは大きくなっていくのですから。
ところで、過労死を二人も出した電通には未だに新卒が殺到しているようですが、辞める以前の話ですね。
以下の記事を読んでみてください。
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