日本企業は非効率?生産性が低い?海外は集中して仕事する?事実を教えましょう!

今回はなぜ日本の会社は生産性が低いのかについてです。

まずはこの記事を見てください↓

残業がほとんどないのに、生産性の高い働き方 – 『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』 | マイナビニュース

この記事は『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』という本のレビューになっています。

内容は題名からも分かるように、「なぜドイツ人の労働時間は日本人より少ないのに生産性が高いのか」ということについて書かれています。
(ちなみに私はこの本自体は読んだことはありません)

日本人の会社員は勤務中に遊んでばかり?

この記事の執筆者が書いている「ドイツ人と比べて日本人の生産性が悪い」理由はこうです

(ドイツ人の)労働者は自分が休んでも仕事が回るように日頃から情報共有を心がけるし、効率的な仕事のやり方を模索する。多くの日本人が残業をする代わりに私用でネットサーフィンをしたり、無意味な会議に時間を浪費するのと対照的だ。果たして、どちらが賢いやり方だろうか。

「海外では働く時間が短くても回っているのになぜ日本では長時間労働が多いの?」という話になると必ずと言っていいほど出てくるのが、

「日本では私用に時間を費やしたりしてだらだら仕事をしているから生産性が低い」

「逆に海外では勤務時間中に集中して仕事をするから通常勤務時間内で終わるし生産性も高い」

という意見です。

しかし生産性が悪い理由は日本人が勤務中に遊んでいるからではありません。

特にネット上では、「海外の労働者は勤務時間中はとにかく集中して仕事をしていて遊んだりすることは無い」というような論調をよく目にしますが、こういうことを言う人達はどこかの誰かが言っていたことを鵜呑みにしてしまっているのではないかと思います。

むしろ日本の会社のほうが「私用でのネット使用は禁止」だの「私用での携帯の使用は禁止」だのとやたらと厳しいところがあるのが事実です。

私が今働いているオーストラリアの会社に入社した時にサインした労働契約書には「私用でのネットの使用は最低限に留めること」と書かれており、私用での使用は禁止とは書かれていません

また、勤務時間中に携帯を使ってはならないなどということは一つも書かれていません

実際、私の会社の中では勤務時間中にニュースサイトやYoutubeやFacebookを見ている人、スマホで何か見ている人、携帯で仕事関係以外の人と話をしている人などは毎日普通に見かけますし、彼らのマネージャーを含めてそういう行為を注意をする人などいません。

私自身も息抜きで結構仕事とは関係のないネットのページを見ていたりしますし、正直なところ休憩をしている時間は日本で働いていた時よりもずっと多いと思います。

もちろん遊んでばかりいて全く結果が出てこない社員がいたら処分の対象になるでしょうし、そういう面では日本よりも海外のほうが厳しいでしょうが・・・これについてはまた別の機会に話をしたいと思います。

いずれにしても日本のように「勤務中は仕事以外のサイトを見るな」とか「音楽を聞くな」とか何でもかんでも社員を縛ったりすることはしません。

勤勉で真面目でも生産性は低い

また、「日本人は勤勉で真面目なのにどうして生産性は世界的に低いのか」とよく言う人がいますが、日本の現状を見て分かる通り、必ずしも「勤勉で真面目」だから「生産性が高い」とは限りません

上記で書いたとおり、日本の会社は色々な規則で社員を縛り付けていますし、多くの日本人は「勤勉で真面目」なので会社の期待通りに自分たちを厳しく律して働きます。(社畜が監視しているから自由に息を抜くこともできないという事実もありますが)

ではなぜ生産性が悪いのかというと、効率の悪い仕事をさせる日本の悪しき習慣にあるのです。

以下の記事には日本の会社がどんな効率の悪いことをしているのか、そしてその生産性の悪い仕事をする習慣はどこから生まれたのかが書かれています。

スピン経済の歩き方:CIAの“サボりマニュアル”は、なぜ「日本企業あるある」なのか (1/4) – ITmedia ビジネスオンライン

日本人の労働者は私用でネットサーフィンをしたりして遊んでいるどころか、むしろ海外の労働者よりも頑張って仕事をしていると思います。
しかし日本の社会の様々な悪習慣やルールに則って仕事をさせられているから生産性が悪くなってしまっているのです。

多くの日本人が勤勉で真面目だというのは本当です。

もし平均的な日本人が海外に出て日本の会社で働いていた時の7割程度の力で仕事をしたら間違いなく高い評価を得られるでしょう。

欧米の会社のほうが厳しいと思っている人もいると思いますが、はっきり言って日本の会社のほうが社員にとってはるかに過酷です。

もし日本人が100%の力で海外の会社で仕事をしたらまず間違いなくドン引きされますし、あまりにも極端だと「そんなに仕事をするな」と注意されるので気をつけましょう。

困った人はどこにでもいる

最初の記事の執筆者が

ドイツ人は自分が休んでも仕事が回るように日頃から情報共有を心がけるし、効率的な仕事のやり方を模索する

といかにもドイツ人は全員が効率的に仕事をしているという感じで書いていますが、そんなことはないでしょう。
少なくともオーストラリアでは「人によります」。

そういうことを常に考えて効率的に仕事をしている人もれいば逆に自分一人で仕事を回すようにして他の人にはやらせないようにする人もいます。
もちろん、こういったことをやっている人のほうが生産性が高くなりますが。

日頃から情報共有をしていない人の場合、その人が休んでいる間は当然ながらその人が関わる部分は仕事が進みません。
実はこういう人については私の会社でも問題視されています。

いずれにしても、海外の人がみんな効率を考えて仕事をしているというわけではないということを指摘しておきます。

ただし、その人が休むと仕事が回らなくなるからと言ってその人が休めないかというと全然そんなことは無く、全く気にせず休みます。
ここがなんだかんだと理由をつけられて休みが取れない日本と違うところです。

結論としては、日本の場合は労働者がいくら頑張っていても、日本の伝統的な社会の悪習慣や効率の悪いシステムのせいで生産性が低くなっているということです。

それが一つの原因となって仕事が終わらず残業する羽目になります。

労働時間が増えて休む時間が減れば当然疲れますから、さらに生産性が悪くなっていくのです。

そしてさらに仕事が進まなくなるから一層残業をしなければならなくなり・・・悪循環ですね。

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かわずん
かわずん
アンチ・ブラック企業ブロガー

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