親が夢を応援してくれない?周りが批判する?そんな人へのアドバイス

私の元にはこのブログの読者の方から時々相談やお礼のメールが届きます。

ブログを訪問してメッセージも送ってくれる人達に私も励まされています。

ところで、質問メールの中で結構目に付くのが、「自分は他にやりたいことがあるのに周りの人から批判されている」とか「親が反対している」という進路相談、人生相談的なものです。

本当にやりたいことならば答えは一つ

こういった質問に対する私の答えは一つだけ。

「自分のやりたいことをやればいい」です。

日本の「常識的な人生のレール」を外れようが、周りから批判されようが、親から反対されようが本当に自分がやりたいことや夢があるのであればそれを目指すべきです。

もちろん違法なことはダメですが(笑)

まだ未成年で、「親の賛成を得られないと金銭的な支援が得られないから無理」と言う人はきちんと説明して説得してみてください。

あるいはなんとか親の力を借りずにやる方法を探すか。

本当にやりたい事のためであればそのくらいのことはできるはずです。

中には、

「他の多くの人と同じ人生のレールを歩くことが一番リスクが少ない。嫌な仕事でも会社で働いていれば普通に生活できるだけのお金もきちんと入ってきて生きていける」

とか、

「そんなアドバイスをして、収入がなくなって生活ができなくなったりしたらお前は責任を取れるのか?」

と言う人もいいます。

(実際、何かと「リスクが~、リスクが~」と言う人達が結構いるのです)

私が責任なんて取るはずないでしょう?(笑)

甘ったれたことを言ってはいけません。

あなたの人生、あなたが決めるのです。

誰かのアドバイスを聞いて、実行する前にそれに伴うリスクを念入りに調査するのはあなたの仕事。

調査せずにやって失敗してもそれは周到に準備しなかった自分の責任。

そして、周到に準備をしてからアドバイスに従って最終的に失敗したとしてもそれは「やる」と決断をしたあなたの責任です。

これこそ日本人の大好きな「自己責任」というやつです。

それとも、

「リスクはこれとこれですよ」

「それを回避するにはこうしたらいいですよ」

「それができたら、その次はこれをやりましょう」

「うまくいかなかったらこっちの道に進みましょう」

「万が一上手く行かなかったら私がなんとかしましょう」

などと手取り足取りやってもらって、失敗したときの尻ぬぐいまでも保証してもらわないと何も出来ませんか?

そういう人は何もせず、「なぜみんな自分を応援してくれないんだ」「でもレールから外れるのは怖い」「親の言うことに反抗するのは難しい」と、「誰にも理解されない可哀想な自分」を一生演じ続けていけばいいでしょう。

あなたは、自分がやりたいと思う事や夢があるのに、批判や反対をされて誰かが勧めるレールに嫌々乗って人生を過ごして、死ぬ前になって、「あー、あの時夢を諦めてリスクのない道を取って本当に良かった」と思うでしょうか?

「そう思う」と言う人はどうぞ、親や友人の勧める人生を歩んでください。

もちろん、「できるだけリスクのない無難な生き方がいい」という人もいるでしょうし、それはそれでその人が自分の意志で選んだ人生ですから、それが悪いとは全然思いません。

でも、「もしこれをやらずに終わったら最後にきっと後悔する」と思うのであればそれをやってみるべきです。

それで失敗するかもしれません。

でも、失敗してもまたやり直す方法を考えればいいのです。

むしろ、最初から何でも全てうまく行く事のほうが稀でしょう。

一見簡単に成功しているように見える人でも数々の失敗を繰り返して、それを教訓にして成功してきているのですから。

失敗して、「もう人生のレールも外れてしまったし、みんなと同じ道には戻れない。やらなきゃ良かった」と思ってその後に無気力な人生を送ると思うのであれば最初からやらないほうがマシです。

もしあなたが今まさににそうやって「後悔している」状況であるのならば、そのあなたの経験を持ってして誰かに、「自分の今の悲惨な状況を見てみろ。人生のレールから外れたり、チャレンジなんてするもんじゃない」などと説教するのは止めたほうが良いでしょう。

あなたが失敗したのは成功するまでやらなかったあなた自身の問題だからです。

他の人が必ずそうなるとは限りません。

あなたがダメだったことを根拠に、他の人の夢を否定したり邪魔したりしてはいけません。

親が反対している場合

ところで、他人が色々と批判をしてきたりするのと違い、親が子供のやり方に反対したり、「こうしなさい」と口を出してくるのは「子供が失敗して悲しい思いをさせたくない」という親の愛情であることは覚えておいた方が良いでしょう。

それがたとえ親の「エゴ」であったとしても、「親が自分のことを理解してくれない」「信頼してくれない」と思っても、親も親で必死に「子供の未来を守りたい」と思っているのです。

もちろん、だからといって「親の言いなりになったほうが良い」とは言いません。

親ですら あなたの人生には責任を取れないのですから。

親のその気持ちに感謝しつつ自分のやりたいことをやらせてもらい、それであなたが幸せになり、笑顔が増えれば親も自然と納得してくれるようになるのではないでしょうか?

親が反対している理由があなたへの愛情であるのならば、きっと納得してくれるはずです。

あなたの人生で責任を取れるのはあなただけです。

もしあなたが親に反対されてやりたいことを諦めたとしたら、それは親が反対したことが実際の理由ではなく、「親が反対したことを言い訳にあなたがやる覚悟がなかった」だけのことです。

もしあなたの親があなたのことをいつも心配しているとしたら、恐らく彼らも子供の頃に親に心配されながら育ってきたのだと思います。

もしかしたら彼らも親に、「常識的な人生を歩みなさい」「レールから外れずリスクのない道を選びなさい」と言われて育ち、それが正しい道であると信じ、自分の子供にもその「正しい道」に導くことが親の責務だと思い込んでいるのかもしれません。

親であれば普通は、「自分の子供が失敗をするかもしれない」「失敗した姿を見るのは耐え難い」と思うでしょう。

それでも子供が意思を持ってやりたいことを貫き、それを成し遂げたことを誇りに思うようになれば、親もまた新しい価値観を持つようになるかもしれません。

あなたのやり方を批判していた人達にしても、あなたがやりたい道を進み、失敗しながらもそんな自分を誇りに思い少しずつ前に進んで行けば変わっていくかもしれません。

生き方を批判されて悩む人に足りないもの

ところで、私のところには質問メールだけではなく、お礼のメールも届きます。

よくあるお礼メールの内容は、「今までレールから外れた自分の選択に対して親や周りから反対されてきて、それが正しいのかずっと迷ってきたけれど、このブログを読んで自分は自分の正しいと思うことをすれば良いのだと気付いて気分が晴れました」というものです。

つまり、冒頭の「質問メール」の人達より一歩進んで、実際に夢に向かって歩き出した人たちです。

こうやって、反対されても試行錯誤して自分の意志を貫いてきた人達は、大いに自分を労ってたくさん自分を褒めてあげたらいいと思います。

自分が「どうしてもやりたい!」と思って実際にやっていることを、周りから批判されて悩んでいる人は自分を褒めるのが足りないのです。

人から批判されて嫌な気分になるのは、どこかで夢を追っている自分を自分自身がきちんと認めていない(あるいは肯定できていない)ところがあり、自分を応援してないところがあるのだと思います。

誰かがあなたの生き方を批判してきますか?

きっと、その「誰か」は自分の幸せのために自由に生きることができていないから、そんな自分の人生を肯定させるために自由に生きているあなたを批判しているのです。

誰でも本能では「もっと自由に生きたい」と感じているはずです。

でも、意識的にせよ無意識的にせよそれが出来ない自分に怒りを持っていて、自分のやりたいことを貫いている人を批判して、それが出来ていない自分自身を正当化しているのです。

例えば、「人生のレールを外れると経済的なリスクがあるからやめたほうがいい」と言う人は、本当はやりたいことがあるのにそのリスクが怖くて動けない人だということです。

あるいは、やりたいことが見つからないから、「リスクがない生き方が一番」と主張しているのです。

自分のやりたいように生きてきて、自分の生き方に納得してる人は他の人を批判したりしません。

誰かの生き方を批判している人は実際にはその人を批判しているのではなくて、本当は自分を批判しているのであり、また、自由に生きている人(あるいはこれから自由を得ようとしている人)が羨ましいのです。

夢を達成出来る人とそうでない人の違い

ところで、私のブログを読んで、「海外に出るなんてすごい」とか「能力が高かったんじゃないの?」と思う人もいると思います。

また、「いいなー。自分も勇気があったり、自分のやってることに自信持ててたらやるんだけどなー。でも、自分はそういう人たちとは人種が違う・・・」などと思ってる人もいると思います。

でも、私が特に人よりも優れているのかと言われればそう言ったこともなく、ごく一般的な人間です。

それでもここまで来れたのは、やろうと思ったことを決断して行動してきた来たからです。

世の中には天才と言われる人たちがいますが、そんな人たちはほんの少しの例外。

普通の人間の人生を分けるのは決断力と行動力だと思います。

「やるかやらないか」は自分次第。

周りから何と言われようと関係ありません。

周りから批判されて夢ややりたいことを諦めるのも自分。

批判されても気にせず自分の意志を貫くのも自分。

結局いつでもあなた次第ということです。

「やりたいことがあるのに周りから反対されています」的な相談メールも歓迎しますが、私の答えはいつも同じです。

「批判を気にせず、自分のやりたいことをやればいい」

全て自己責任で(笑)

ところであなたは現在、会社が辛いから仕事を辞めたいと思っていますか?

でも「会社を辞めるのはリスクが高い」とか「辞めると周りに迷惑がかかる」などと躊躇してませんか?

あなたが望む未来を手にできるかどうかはあなたが「言い訳」をするか「行動」するかにかかってます。

どういうことか気になる方は以下の記事を読んでください。

「私の会社がブラック!」で、行動する人としない人の典型的行動パターンについて勤め先がブラック企業で辞めたい→で行動する人としない人の違いとは?行動しない人の典型的な行動パターンと、行動する人が得られるものと、行動しない人が得られないものとは?...
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かわずん
アンチ・ブラック企業ブロガー