海外移住すると「食」で後悔する?後悔する人としない人の違いは?

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今日は海外に出た時の「食」について書いてみたいと思います。

まずは以下の記事を紹介します。

 海外移住すると後悔するかもしれない「食」に関する10のこと | ライフハッカー[日本版]

この記事の筆者は香港に住んでいるようで、香港との比較になっています。

しかし「海外」と一口に言っても「食」に関してはもとより、あらゆる面においてそれぞれの国ごとに違ってきます。

ですので当然ながら香港でこうだからといって他の海外の国でもそうだとは限りません。
(もちろん、この筆者もそれは分かってこのような題名を敢えて付けているのでしょうが)

まずは上記の記事の項目を使わせてもらってオーストラリアバージョンを書いてみたいと思います。
もし興味があったら元記事の香港版も読んでみてください。

香港との比較 - オーストラリア版

1. 寿司が安い

これは本当にそう思います。

オーストラリアでは日本のようなきちんとした握りの寿司を食べようと思っても一皿100円とか到底無理です。

しかもこちらにあるのはそのほとんどが巻き寿司で、その中に入っている具もアボカドやらシーチキンやら照り焼きチキンやらで、日本のお寿司屋さんと比べるよりはコンビニの巻き寿司と比べたほうが良いのではないかと思うようなレパートリーです。

ただ、日本のお寿司屋さんと比較せず、「これは日本の寿司ではなく別の食べ物なんだ」と思って食べるとこれはこれで中々美味しいと思えるようになります。

2. 四季折々の食材

オーストラリアでは果物や野菜で四季を感じることができます。
夏の果物はやはり冬は高くなりますし、無理に買っても美味しくありません。

3. 居酒屋

日本の居酒屋は素晴らしいと思います。
お店ごとに特色のある食べ物が楽しめたりしますし、私は居酒屋大好きです。

オーストラリアでも日本人がやっている居酒屋がありますが、他の一般的なレストランと比べると割高です。
「それなら居酒屋は日本に帰った時の楽しみに取っておいて、現地の他のレストランに行こう」となってしまいます。

ちなみに、オーストラリアのパブではみんな食べ物を殆ど食べずビールとか飲み物だけをガバガバ飲みます。

私はいつも「食べ物も食べずよくそんなにビールばかり飲めるな」と感心してしまいます。

私はやはり居酒屋でゆっくり座って飲み物や食べ物をつつきながら会話を楽しむほうが合ってると感じます。

4. ラーメン

これも正にそうです。

私はラーメンが大好きなのですが、オーストラリアにはろくなラーメン屋がありません。

高い上に美味しくない。

昔行ったお店ではマッシュルームが入っていたりする「あり得ない」ラーメンでした。

これは人伝で聞いたのですが、あるラーメン屋で働いていたアルバイトの人曰く、「とんこつラーメンは白い色にするために牛乳を入れている」そうです。

全く呆れる話です。

日本だったらこんなお店に行く人はまずいないでしょうし、一ヶ月と持たないでしょうね。

そういうわけで私はオーストラリアではラーメン屋に行くことは諦めました。

5. 水

元記事によると香港では水道水は飲まないそうですが、オーストラリアではみんな普通に飲みます。

古い水道管が通っている場所だと味はかなり悪いと感じますが、そうでなければ味も悪くありません。

飲料水に関しては日本が羨ましいと思ったことはありません。

6. お茶代

お茶が出てくるのはアジア系のレストランですが、確かにお茶が有料のお店はあります。

でも有料の場合は勝手に出されて後で請求されるなどということは無く、注文をしない限り出てきません。
またお水はどこでも無料です。

7. 飲食店の化粧室

化粧室の清潔さはお店によります。

オーストラリアの高級レストランなどは当然ながらまず綺麗ですし、そうでなくても普通といった感じです。

汚いところが多いのはアジア系の安いレストランです。

8. お米

日本の食材を売っているお店に行くと日本から輸入しているお米を買うことは出来ますが、やはりかなり高いです。

カリフォルニアとか韓国産のコシヒカリなどは結構手頃な値段で手に入ります。

私はお米はこだわりが無いので違いが分からないのですが、同じコシヒカリでもやはり日本のおコメのほうが美味しいと言う人が多いようです。

9. 生野菜

新鮮な生野菜はいくらでもあります。

みんな普通に食べてます。

10. アルコール類

オーストラリアでは食事の時にアルコールを飲むのは普通です。

何を飲むのもお好きにどうぞと言った感じです。

 

・・・と言った感じで比較は以上です。

いかがでしたでしょうか?

個人的には食の面から見て日本人にとってはオーストラリアはそれほど住みにくい国とは思いません。

またオーストラリアでは最近は都市部では結構日本食の食材が手に入りやすくなってきました。

昔は食材は中国系のお店で売っていたりして手に入れていましたが、最近では日系の会社も結構できてきています。

当然日本と比べると結構高いのですが、輸入していることを考えればそれも仕方のないことですし、何よりもやはり海外で日本食を自分で作れるのがありがたいです。

日本のカレーは海外でも好評

少し話が逸れますが、食に関することで思い出したことがあります。

みなさん、カレーは好きですよね?
大人だけでなく子供もカレーはみんな好きだと思います。

学校の給食で好きな食べもののアンケートを取るとカレーはまず必ず上位にランクインしますね。

私がニュージーランドでホームステイしていた時にカレーを作ってあげたことがあるのですが、そこの夫婦も二人の子供もみんなカレーが好きでした。

子供達などは普段はあまり食べないのですが、カレーの日はおかわりしていて親もびっくりしていました。
それ以来、私が料理をしていると子供が大喜びしていたのが嬉しかったです。

つい最近もオーストラリア人の友達をランチに招待した時にカレーを出しました。

招待する前の晩に「何か食べたいものある?日本のカレーって食べたことある?」と聞いたら、彼は少し前に日本に観光で行っていてそこでチキンカツカレーを食べてそれがすごく美味しかったらしく「カレー大好き」と大喜びでした。

そこで当日頑張ってチキンカツも作って載せてあげたら「おいしい~~~!(彼は片言の日本語を話しますのでこの通り言ってました)」とまたまた大喜び。

それにしても、もし日本でお客さんを招待した時にカレーなんて作ったら簡単すぎてかなり失礼な気がします。

私が誰かの家に行ってカレーが出てきたら「え?これは歓迎されてないってこと?」と深読みしてしまうかもしれません。

その話をそのオージーの友達にしたらびっくりしていました。

まあこれは日本人以外には理解し難いですよね。

いずれにしても今まで日本人以外も含めて日本のカレーが好きではないと言った人に出会ったことがありません。

日本のカレーは本場インドカレーとは全然違いますが、きっとインド人でも美味しいというのではないかと私は思っています。

残念ながらインド人の知り合いがいないので確認することは出来ませんが。

こんなに人種を問わず美味しいと言われる日本のカレーを作った人は天才ですね。

ちなみに日本のカレーのルーはオーストラリアでも日本食材を売っているお店に行けばブランドは限られていますが比較的簡単に手に入れることができます。

もし海外で誰かに料理を出す機会があったら簡単に作れて誰にでも喜ばれるカレーはお勧めです。

後悔するかどうかは現地の食を楽しめるかどうか

さて話を「海外に移住すると食で後悔するか?」に戻します。

確かに日本は安くて美味しいものが食べられていいなと思うことはあります。

特に日本に帰国した時にいろいろな美味しい食べ物を見ると本当にそう思います。

日本のお店で売っている食べ物の種類の多さ、味や形の工夫の仕方、ディスプレーの仕方などはオーストラリアと比べると次元が違うという感じがします。

こういうところにも「何事もやり過ぎと言われるほど極める」日本人らしさが(良い意味でも悪い意味でも)出ていると思います。

ただしオーストラリアではつまらない食べものしか無いかというとそうでもありません。

オーストラリアは移民の国ですから、それぞれの国から来た人がそれぞれの国のレストランを開いていて様々な国の料理を楽しめます。

とは言っても多かれ少なかれオーストラリア人に合わせた味になっているところが多いと思います。

例えばこちらの日本食レストランでは日本ではあり得ないような味付けのものなどが出てきたりします。
それから純和食のレストランでもメニューにワインが載っていたりとかもします。

それと同じで他の国のレストランもきっと本場では違った食べ方や味付けをしたりしているのだと思います。
それでもこうやって色々な国の味を楽しめるのは移民の国ならではだと思います。

またオーストラリア独自というのとは違いますが、私はこちらのカフェに行くのがとても好きです。
オーストラリアに来る前までは日本ではコーヒーなどほとんど飲みませんでしたが、こっちに来てすっかりコーヒー好きになってしまいました。

カフェで飲むコーヒーも、カフェで食べる朝食やランチもカフェの雰囲気も大好きです。

また私は嗜み程度にアルコールを飲むのですが、オーストラリアでは安くても美味しいワインがたくさんあるのが嬉しいです。

私は日本酒も好きなので日本に帰った時は日本酒ばかり飲んでいますが、オーストラリアでは輸入した日本酒はかなり高くて日本の何倍もするので買いません。

なのでオーストラリアでは美味しいオーストラリアワインを飲んでいます。

逆に日本でオーストラリアでいつも飲んでいるワインを見るとやはりオーストラリアの倍以上の値札が付いています。

そういうわけで日本酒が好きだからと言って無理にオーストラリアで高いものを買わず、現地で作られている安くて美味しいワインを飲んでいます。

冒頭に紹介した記事の香港在住の筆者の人もきっと香港ならではの食を楽しんでいると思います。

特にアジアの国々では日本人の舌に合う料理がたくさんあると思いますし、香港のレストランも安くて美味しいところが多いのではないかと思います。

そういうわけでタイトルの「海外移住すると『食』で後悔する?」の結論は、「YesでもありNoでもある」です。

毎食和食でないととても生きていけないと言う人は当然後悔するでしょう。
(そういう人はまず海外には出ないと思いますが)

そうでなければ(日本食に関しては確かにもっと美味しいお店が出来て欲しいと思いますが)、それぞれの国の食べ物を楽しめる人であれば十分楽しんで生活していけるでしょう。

それぞれの国毎にその国独自の食文化や食べ物があると思いますし、それは日本にいたら味わえないものでしょう。
せっかく日本の外に出たのならそれを思い切り楽しむのが得だと思います。

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かわずん
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アンチ・ブラック企業ブロガー