ダイソンの掃除機、憧れませんか?
なんか、サイバー(死語)なデザインで掃除機とは思えない程格好いいし、吸引力もすごいらしい。
さらに、「世界で唯一吸引力の落ちない掃除機」とか・・・惹かれますよね。
なんか、持っているだけでステータスになるような感じ。
そう思って買ってしまったことが私にもありました(笑)
ダイソンはもう買わん!
私が買ったのは「アニマル」という、コードレスタイプのもの。
これの前の機種だと思います↓
これの何が気に入らなかったかと言うと、買って一年もしないうちに、トリガーを引き続けているのに、20秒くらいで勝手に切れるようになったこと。
トリガーを引く→20秒くらいで切れる→トリガー引く→切れる・・・
という作業を、全ての部屋を掃除し終わるまで何十回と繰り返すようになったことです。
これでは全然掃除が進まず、ものすごいストレスでした。
ネットで調べると同じ問題で文句を言っている人が結構いました。
その時既にレシートを紛失していたので修理は諦めました。
それでも頑張って使っていたのですが、購入から2年くらいで、今度はモーターヘッドと呼ばれる、ヘッドの部分のクルクル回る箇所が壊れて動かなくなりました。
吸引力が落ちなくても、こんなに壊れやすいんじゃ意味無いんですよダイソンさん!(怒)
安くないお金を払って買ったのに、ものすごく損した気分。
結局、高度な事や複雑な事をしているからその分壊れやすいのだという結論に達しました。
現行モデルはもしかしたらちょっとは改良されてマシになっているか知りませんが、もう二度とダイソンは買わないと決めましたよ、ええ。
マキタ最高!
じゃあ、代わりに何を買おうかと迷っていたところ、電気技師をしている義理の父がマキタの掃除機を勧めてくれました。
最初、あんまり格好良くないし、「え?こんなのがお勧めなの?」と思いました。(まだ格好にこだわってました(笑))
でも他に良い製品を知っているわけでもなく、とりあえず買ってみました。
うちのは青色です↓
で、購入してからもう3年以上経ちますが、全く故障無し!
やっぱり格好とかどうでもいいから、必要な時にちゃんと掃除機として機能してくれるのが一番ですよ!
吸引力も特にダイソンよりも劣っているとも思えませんし、使い勝手も至って普通の掃除機です。
マキタの掃除機の中身
まずは仕組みから紹介しましょう。
紙パック式もありますが、私のモデルはフィルタータイプで、蓋を外して溜まったゴミを直接ゴミ箱に捨てるタイプです。
使い捨ての紙パックは貧乏性の私はどうも使う気になれないというのがその理由ですが、これはそれぞれの人の好みでしょう。
蓋を開けるとこんな感じのフィルターが入っています。
少し手間がかかりますが、フィルターにティッシュペーパーを巻いて使うとフィルターが汚れずに済むので便利です。
私はこんな感じで2枚のティッシュを使っています。
ティッシュをフィルターに巻いてこんな感じでセット。
ゴミが溜まったらティッシュをペロっと取ると簡単にゴミが取り除けます。
ティッシュを巻かないとフィルターの掃除が大変そうなので、手間的に言ったらティッシュを巻くほうが楽かもしれません。
私は購入して以来、一度もフィルターを交換していませんが、未だに綺麗です。
デメリットは、吸引力が少し減っている可能性があることですが、気になったことはありません。
ヘッドはこんな感じで至ってシンプル。(ちょっと汚くてすみません)
何度も言いますが、ダイソンみたいに複雑なことをしていないので壊れる箇所がそもそもありません。
義理の父曰く、マキタの掃除機はビルの清掃員なども使っているらしいので、その耐久性は折り紙付きです。
言われてみればダイソンを使っている清掃員は見たことが無い気がします。高いというのも理由の一つかもしれませんが。
ちなみに、私はオーストラリアで購入したため、青色しかなかったのですが、日本では白色もあります。
こちらが私と同じフィルター方式のもので、バッテリーと充電器のセットです。
そしてこちらが紙パック式。同じくバッテリーと充電器付きです。
実際の使用感など
アマゾンのレビューなどには「重い」という感想もありますが、私は全然そうは思いません。
本体はプラスチックで出来ていて至ってシンプルな構造なので軽いですし、それにある程度持続可能なバッテリーを付けていることを考えると、コードレス掃除機としては軽い部類なのではないかと思います。
なにより、ダイソンのヘッドは重量があったので、それと比べると取り回しがものすごく簡単で楽に感じます。
バッテリーの持続時間も十分です。
私の家は3部屋+トイレ+バスルーム+キッチン+ランドリー+リビングルーム+書斎という構成ですが、1回の充電で3回はこれらの部屋が全て掃除できる感じです。
充電時間もかなり早く、満充電になるまで約20分です。
ほんと、文句の付けようがありません。
バッテリーの使い途は無限~お勧めアタッチメント
マキタはドリルをはじめとした工具で有名ですが、マキタが販売している工具で使われているバッテリーは共通の規格になっています。
上で紹介した掃除機のバッテリーも、マキタの工具で使い回すことも可能です。
このバッテリーを使う「マキタファミリー」の種類の多さは圧巻です。
興味のある人は総合カタログのページからカタログをダウンロードして見てみてください。
日曜大工をする人なら工具とかでいくらでも使い途はありますが、普通の人は工具なんて使いませんよね。
この中から、日曜大工をしないような人にもお勧めのアタッチメントを紹介します。
USBアダプタ
バッテリーにこのアダプタを付けることで、スマホの充電や、USB機器の使用ができるようになります。
災害時にはスマホの電源が確保できないことが大きな問題となっていますが、マキタのバッテリーの容量は普通のモバイルバッテリーの比ではないので、非常時にはかなりの助けになるでしょう。
モバイルバッテリーの場合、使いたい時に充電されてなかったら意味がありませんが、普段から掃除機で使った後に充電器にセットするようにしておけばそういった心配もありません。
LEDワークライト
こちらもまた災害時に役立つアタッチメントです。
明るい上に電池の持続時間も長く、アマゾンのレビュー欄でも高評価で、災害時だけでなく、普段の作業用としても重宝している人が多いようです。
折りたたむとコンパクトにできますし、吊り下げるためのフックが付いているのでランタンとしても使えます。
まとめ
というわけで、掃除機として非常に優秀で、アタッチメントも含めると一粒で何回も美味しいマキタの掃除機、本当にお勧めです。
価格的にも、4~5万円もするダイソンと比べると約半額で買うことができるのも魅力です。
アタッチメントを買ってもまだダイソンより安いというコストパフォーマンスの良さ。
なにより、丈夫で長持ち。
いいことずくめですね。
是非、「見た目」や「売り文句」に騙された昔の私を反面教師として、賢い消費者になってください(笑)