民泊開業奮闘記

民泊開業奮闘記~民泊のオーナーに会ってきた話


民泊向けの物件の取得に向けて着々と動いているわけですが、やった人は分かると思いますが、民泊の運営について調べていると色々と知りたいことが出てくるんですよね~

現在取得を狙っている物件がある地域には一軒だけ民泊(とても素敵な民泊です!)があるのですが、そこのオーナーに会えないかとずっと考えてました。

会って色々と話を聞けたら運営方法で参考になるところはたくさんあると思いますし、なにより、これから同じ地域でやっていく民泊オーナー同士、何かしら連携していけたらと思ったからです。

実は「競合になるんだからわざわざノウハウを教えてくれたりしないんじゃない?」という意見もあったのですが、今はそういう利己心だけでうまくやっていける時代ではないと思いますし、万一、そういう人ならそれはそれで関係を持たなければいいだけなので連絡だけでも取れればと思っていました。

紹介最強!

そんな感じで考えていて、その地域で知り合いになった人に「あそこの民泊のオーナー知りませんか?」と聞くようにしていたら、「昔からの知り合い」という人から紹介してもらえることになりました!

この地域はかなり田舎なので、結構な確率で「あの人なら知ってるよ」と繋がることができるんです。

このブログでも何度となく言っていますが、基本的に人との繫がりはとても大事ですし、田舎となれば尚更です。

私はITエンジニアとして働いていた時は一部のお客さんと会えば良かっただけなので、名刺も持っていませんでしたし、新しい人と会うこともほとんどありませんでしたが、帰国してからかなりの人に会ってきました。

多分、今までで一番多く新しい人と出会っている期間だと思います(笑)

あと、いきなり知らない人と会うと「赤の他人」として会うことになりますが、共通の知人からの紹介だとそれだけでもう「赤の他人以上」の関係で会うことが出来るのは本当に良いと思います。

あ、紹介してくれた人への手土産などのお礼は忘れてはいけませんよ。

実際にオーナーに会うことが出来た!

「紹介して貰ったら会うのなんて簡単じゃないの?」と思うかもしれませんが、実は、その民泊のオーナーはちょっと遠隔地に住んでるんです。

だから最初は自分が彼らのところに会いに行こうかとも考えていたのですが、メールで挨拶を送ってみたところ、なんと数日だけ戻ってくる予定があるからその時に会いませんか?と言ってくれたのです!

しかも会う場所は彼らの民泊でということでした。

実は最初、「オーナーと連絡を取るのが難しそうなら、その民泊に泊まりに行どのように運営しているか見てみよう」とまで考えていたので、会ってくれる上に物件まで見せてもらえるなんてこんな幸運なことはありません。

相変わらず私は運がいいです(笑)

そういうわけで、最優先で会うことにしました。

オーナーは夫婦の方なのですが、とても話しやすくて素敵な方たちで、2時間の間色々なことを話してくれました。

以下では彼らからのヒアリングを元に私が決めた運営方針を紹介していきます。

民泊運営方針

たくさんのことを話したので全ては書けませんが、今回彼らに会って「こうやって運営していこう」と決めた主なものを紹介します。

清掃

先ほども書いた通り、彼らは遠隔地に住んでいてその民泊からは離れているため、掃除は地元で協力してくれる人にお願いしているようです。

万が一にも「予約が入っているのに掃除ができなかった」ということがないよう、4人と契約しているそうです。

協力してくれる人を探すのはかなり大変ということでした。

私も同じようにしようと思っていましたが、協力者を探すのは大変そうなので、掃除に関してはとりあえずは毎回自分でやってみることに決めました。

私の場合、他に本業があるわけではないのでこれにある程度の時間をかけることはできますし、いろいろ経験してみたいということもあります。

ただ、今狙っている物件は6つも寝室があり、洗濯はかなり大変そうなので、洗濯に関してはリネン業者に依頼することも考えています。

宿泊者との面会

彼らは最初は地元で協力してくれる人に宿泊者を出迎える作業もお願いしていたようですが、今はやるのをやめたということでした。

一つの理由は、オーナーと会って話をしたいという人もいれば「放っておいて欲しい」という人もいるからだそうです。

もう一つは、宿泊者が何時に到着するか不確かなので、予め待っているとかなりの時間のロスになるからということでした。

私も会いに行ってそのついでにチェックイン作業をしようかと思っていたのですが、やめることにしました。

私はオーストラリアに住んでいた頃に色々な民泊に泊まりましたが、そこのオーナーに会うかどうかの一つの基準としては、「その物件にオーナーが住んでいるかどうか」だったと思います。

つまり、オーナーの家の一室に泊まる場合はオーナーと会って話すことが多く、一戸貸しの場合は「勝手に鍵を取って泊まって、勝手に出て行ってね」ということが多かったということです。

とりあえずの運用としては、予約時に案内が必要か聞いて、必要という人には直接会いに行って地図を使って「どこに何があるか」というような案内を口頭でするのが良いかなと思っています。

私は海外からどんな人たちが泊まりに来てくれるかとか、色々な人と会ってみたいという気持ちがあるので、できたら一人一人に会ってみたいのですが、「放っておいて欲しい」という人と無理に会うのは良くないので、ここら辺がバランスが取れたところではないかと思います。

宿泊者と会うことのメリットはオーナーの顔が見えることで、家の中を荒らしたりすることが少なくなるのではないかという期待と、もしお互いに気が合えばリピーターになってくれるのではないかということです。

メールのやりとり

宿泊希望者とのメールの連絡をどうするかです。

これは最初、24時間対応の運営代行業者を使おうと思っていました。

世界中から24時間問い合わせが来たりしたら対応しきれませんし、できるだけ早く返事をすることが高評価へ繋がるからです。

ただ、私が会った民泊のオーナーはそれも自分でやっているということでした。

夜の問い合わせは次の日にやっているそうです。

彼らの民泊は問い合わせへの回答が早いということも含めてものすごく評価が良いので、代行サービスを使っていると思っていたのですが、その程度でも良い評価を得られるのならまずは私も自分でやってみようかという思いに変わりました。

まとめ

こんな感じで、基本的には彼らは代行サービスは使わずに運営しているようなので、私もまずは自分で全部やってみて、大変なところは外注していく方向で行くことにしました。

慣れて効率化していければ、何とか自分でやっていけるかもしれません。

ただ、これだと一年中物件の近くに居ないとならないので旅行にも行けないことになります。

ここら辺は追々、バックアップ要員を確保しないとならないでしょう。

ちなみに、民泊運営の代行サービス業者ってものすごく高いと思います。

ネットで調べると利益の20%プラス清掃料金とか。

そんなに取られたらほとんど利益がなくなってしまいます。

そもそも、全国展開している代行サービスは全国に支店を持っているわけではないので、結局のところ、地元の業者に丸投げしているだけなんだろうと推測しています。

それなら自分でやってみて外注が必要な箇所だけ自分で協力してくれる会社なり人なりを探してやるほうがコストが安くなり、信頼できるところに依頼できるというものです。

今回、短い滞在期間にもかかわらず会ってくれたオーナーには感謝しかありません。

まだ始めたばかり(まだ始まってもいないとも言えますが(笑))ですが、いろんな人に助けてもらいながらここまで来ました。

なので、私も今後私の助けが必要な人がいたら積極的に助けていこうと思っています。

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