このブログについて~私が不動産投資で目指すこと


「帰国大家かわずん奮闘記」を訪問してくださりありがとうございます。

筆者のかわずんは2019年に17年間住んだオーストラリアを離れ、鹿児島で不動産投資(いわゆる大家業)を始めることにしました。

私の大家業の経験

私はオーストラリアでアパートの区分を一つ買っていました。

オーストラリアの不動産事情については銀行からの融資や税金のことなど、色々と調べて経験してきたので、ある程度は知っているつもりです。

でも、日本の事情についてはネットで調査はしていたものの、ほとんど素人同然で、もちろん一つも物件を持っていませんので経験は皆無と言ってよい状態です。

オーストラリアと日本では様々な仕組みや決まり、事情が違いすぎるのでオーストラリアでの経験はほとんど役に立ちません。

最大の違いは、オーストラリアは不動産価格は歴史的に見てほぼ右肩上がりですが、日本は真逆ということ。

日本は高齢化社会が問題になってきていて、不動産に限らず将来的に明るい材料はほぼ見当たりません。

それに比べてオーストラリアは出生率が上がっていて、移民も増えていて、経済は現在は減速気味ながらもここ何十年と不況知らずと言えるほど好調です。

そういうわけで、オーストラリアで不動産で儲けるのは日本と比べたら「超簡単」と言っても過言ではないと思います。

なんで帰国したの?

「それじゃ、そんな良いオーストラリアを捨ててなんでで帰国したの?」という話ですが、別にオーストラリアが嫌いだったわけじゃありません。

いや、むしろあっちの生活は私には合っていて大好きでした。

大きな理由の一つは歳を取った両親のこと。

人は必ず死にます。

私がオーストラリアにいると当然ながら死ぬまでに会える日数というのはごく限られてきます。

そして、そのままオーストラリアに住み続けて「その日」が来たとき、絶対に後悔すると思ったのです。

「もっと会っていれば良かった」「孫にもっと会わせてあげられれば良かった」と思っても死んでしまってからでは遅いのです。

多くの人は誰かが危篤と聞いたり死んだりすると慌てて飛んでいきますが、誤解を恐れずに言うならば、そうなったら「もうどうでもいい」のです。

だって、危篤になってから会っても満足に話せないじゃないですか。

ましてや死んでしまったら話すことさえできないので、そうなってから慌てて会いに行ったところで大した意味は無いのです。

個人的には、「そういう段階になってから慌てるくらいなら、なんで元気に生きているうちにもっと会わなかったの?」と思います。

そういう人たちに限って、親が元気なうちは日常の忙しさを言い訳にして中々会いに行かないものなんですよね。

あるいは、「人はいつか必ず死ぬ」ということから目を逸らしているだけか。

そういうわけで私は「元気な間にどれだけ会うか」のほうが、死んでから慌てて葬式に行くよりも何百倍も重要だと思います。

ただ、誤解して欲しくないのは、私が「親のために」この決断をしたわけではないということです。

「親が歳を取ってきたから」と言うと、「親の面倒を見るため」と勘違いして「偉いね~」とか言う人もいるわけですが、それは違います。

私は、両親の近くに私たちや孫がいることで両親が幸せでいることで「自分が幸せに感じるから」そうするのです。

つまり、自分の幸せのためです。

自分の人生は自分のものです。

親は親で彼らの人生を生きればいい。

だから私は「誰かのために」ではなく、「自分のために」行動するのです。

私が日本で目指すこと

帰国を決めたもう一つの理由が、日本で大家業をやってみたくなったからです。

オーストラリアにいた頃の計画では、オーストラリアで合計で3つの物件を買うことで、引退後もそこからの収入で生活していけるという計算を立てていました。

オーストラリアでは家の値段も家賃も高く、不動産価格も家賃も右肩上がりなので、ローンが終わった家を3軒も持っていればそれだけで夫婦で生活できてしまうのです。

しかし、最近は銀行の融資がものすごく厳しくなり、2軒目以降を買うための融資枠が足りず、これ以上買い進められなくなってしまいました。

日本も銀行の融資などの面で厳しくなりつつあり、さらには高齢化も進んでいくため不動産賃貸業は今後とても厳しくなっていくという観測ですが、私の素人的感覚で「アイディア次第で何とかなるんじゃないかな?」と考えました。

もう一つ良いことは、妻が「日本でこんな家を買ってこんな風にしたら面白いんじゃない?」というような「夢」の話をどんどんしてくれることです。

記憶が確かではありませんが、私が「こんなことをやってみたい」と考えている様々なアイディアのほとんどは妻から出てきた気がします。

「妻の夢」がいつのまにか「私達の夢」になっている感じなのですが、それはそれで面白いので良いことだと思っています。

結局、夫婦で人生をどれだけ楽しめるかが大切なんだと思います。

アイディアについては今後、記事にしていけたらと思いますが、それらが実現するかは「良い物件が見つかるか」「良い人たちに出会えるか」にかかっています。

今までのところ少なくともたくさんの「良い人たち」には会えていますので、こういう人たちのとのネットワークが今後どうやって繋がっていくかに期待が膨らみます。

あ、もしチャンスがあったら「普通」のアパートや戸建ての運営もしてみたいですね。

かわずんの人生の姿勢

「なんで不動産投資の話で人生の姿勢の話が出てくるの?」と思われるかもしれませんが、これは私が日本に帰国して起業してやっていくと決めたときに心に誓ったことで、仕事にも大いにかかわってくることなのでここで宣言しておきたいと思います。

私が決めたことは「やりたいと思うことだけをやり、付き合いたいと思う人とだけ付き合う」です。

今までの経験からして、自分が嫌だと思うことを無理にやったところで良いことはありませんでしたし、対人関係も同じです。

よく、「苦労を我慢してやれば報われる」と言う人がいますが私は一切そう思いません。

好きなことで苦労するのは良いですが、そもそも好きなことをやっている時って人からは「苦」に見えても本人は苦じゃないんですよね。

せっかく大好きなオーストラリアの生活を捨てて日本に帰ってきたのですから、「苦」をする気は全くありません。

苦をするために帰ってきたわけではないですからね。

「頑張らないと~」「苦労しないと~」という人は全力無視で行きます(笑)

まあ、そういう人たちは大概苦労しているわけですが、それは彼らが「苦労しないと成功しない」「苦労しないと成功してはいけない」と信じているからなんですね。

そんな風にしか考えられない人生を送っている人たちは私はかわいそうだと思いますが、それは彼らが好んでやっていることなので余計なお世話なのでしょうね。

今後やりたいこと

今後、どんな夢をかなえていきたいかですが、上でも書いた通り、私たちのアイディア(やりたいことリスト)のどれが実現していくかは、それに合った物件と人との繋がりができてその準備ができたタイミングになっていくと思います。

その「タイミング」はきっと私たちにとって丁度良い時期になると信じています。

このブログでは、私が進めだした計画をその都度一つ一つ書いていきます。

これから不動産投資を始めたいと思っている人や、同じようなことをしようと思っている人の参考になれば幸いです。