会社設立

(法人カ―ド)「オリコEXGold forBiz」に審査落ちしたら試してみるカード


創業してからどうしても欲しかったのが法人のクレジットカードです。

会社関係の買い物をするときに現金で払わずに済みますし、何を買ったかもカードの履歴に残せるので便利です。

とはいえ、創業し立ての法人は信用が殆ど無いので、カードを作るとすると法人の代表者の信用だけで審査をしてくれるカードです。

「オリコEXGold forBiz」に審査落ちした理由

代表者の個人の信用だけで発行してくれるカードで、ネットで一番人気なのは「オリコEXGold forBiz」でしょう。

人気の理由は2000円という年会費の安さと1.1%の還元率、そして創業し立ての法人でも審査が通り安いということでしょう。

私もこのカードはお得だと思い、申請してみたのですが、あえなく落とされました。

通過率6割とも言われているこのカードになぜ落ちたのか、理由ははっきりしませんが、心当たりはあります。

それは、その直前に個人で「イオンカード」を申請して落ちていたということ。

審査に相当甘いと言われているイオンカードに落ちるとは相当ショボいなと自己嫌悪に陥っていたのですが、イオンカードに落ちた理由も心当たりがあります。

それは、その直前に同じく個人で持っていた楽天カードをゴールドカードに切り替えていたこと。

楽天カードはかなり頻繁に使用し出していたので、ゴールドカード化は私にはメリットがありました。

しかし、ゴールドカードにするということは、ゴールドカードに「切り替え」ではなく「新規に発行」してもらうということになるらしいのです。

そして、調べたところによるとイオンカードは連続したカードの作成を嫌うらしいのです。

で、イオンカードに審査落ちしたため、ほぼ自動的にオリコカードも審査落ちしたようです(泣)

実際、オリコカードからの審査落ちの連絡は非常に早かったので、「ほとんど審査してないのではないか」という感じでした。

ちなみに、イオンカードを作ろうとした理由は単にワオンカード作成料300円をケチろうとしただけなんです。

ほんと、馬鹿なことをしたと思ってます。

これからはちゃんとコスパを考えて行動するようにします。反省。

連続申請は怖い

法人カードがどうしても欲しい私は別のカードを探し始めました。

しかし、怖いのが「連続申請による審査落ち」です。

一説によると、一ヵ月に3カード以上申し込みをすると「この人は何かお金に困っているんじゃないか?」と疑われ、審査に落ちやすくなると言われています。

そして、申し込み履歴がクリアされ、また普通に申し込みができるようになるまで6か月間は待たないとならないと言っているサイトが非常に多いのです。

私の場合は既に2社で否認されているので、これ以上は危険そうです。

でも「6か月も待ってられるか!」と思い、なんとか審査に通りそうなカードを探すことにしました。

アメックスは独自の審査基準があるらしく、通りやすいらしいのですが、ただ年会費が2万円とかなり高い。

きっと、年会費が高いから審査を緩くして不払いの人がいても損害が少なくなるようになっているのでしょう。

「アメックス」というブランドに魅力を感じている人は多いようですが、私はそういうのに一切興味ないんです。

そうじゃなければ楽天カードとかイオンカードなんて持ちたがりませんよね(笑)

三井住友ビジネスカード for Owners

そして悩んだ私が選んだのが「三井住友ビジネスカード for Owners」です。

カードの種類はクラシック、ゴールド、プラチナとありますが、私が選んだのはもちろんクラシック。

この際、使用限度が低くても文句言いません(笑)

クラシックの年会費は1350円ですが、Web明細にすると810円になります。

還元率は0.5%と「オリコEXGold forBiz」には負けますが、この際、細かいことは目を瞑ります。

「三井住友ビジネスカード for Owners」も「オリコEXGold forBiz」と同じく法人の代表の個人の信用で審査するのですが、なぜこのカードを選んだかと言うと、申請する過程でカードの引き落とし先の法人の銀行口座を聞かれるからです。

「法人の口座が開設できたということはこの会社はある程度信用できる」と考えてくれるのでは?と思ったわけです。

私は創業してすぐに頑張って法人口座を作りましたから、これを有効活用しない手はありません。

創業した法人の銀行口座をスムーズに開設する方法。創業1ヵ月で銀行口座3つ開設!信用が無い創業し立ての法人で銀行口座を開設するのは簡単ではありませんが、ポイントを掴んでおけばそれほど難しいことではありません。創業1ヵ月の法人で1つの審査落ちも無く3つの銀行口座を開設した筆者の体験談を元に法人口座の開設について解説します。...

「三井住友ビジネスカード for Owners」をオンラインで申請するとすぐに以下のように書かれた「お申込み内容確認書類送付のお知らせ」という題名のメールが届きます。

「お申込内容にいて確認させていただきたい事項がございますので、ご自宅宛に書類をお送りさせていただきます」

そしてそのメールからほどなくして届くのが↓のようなフォームです。

この左の「預金口座振替依頼書」こそが私が狙っていたものです。

ここに法人の口座を記入し、すぐに返送しました。

三井住友ビジネスカード for Ownersの審査に通った!

上のフォームの返送をして待つこと2週間、「ご入会審査結果のお知らせ」というメールが届きました。

メール内には「カードは本日より1週間以内に簡易書留郵便にてお届けいたします」と書かれており、私の場合はカードが届くまできっかり1週間かかりました。

最初にオンラインで申し込みをしてからカードが届くまでは24日間かかりました。

ちなみに、限度額は50万円でした。

クラシックカードの限度額の範囲は10~100万らしいので、悪くはないのではないかと思います。

とりあえずはそんなに使いませんし、追々信用を貯めて限度額を増やせばいいので私にはこれで十分でした。

まとめ

そういうわけで、私の「法人口座作戦」が効果があったからかは分かりませんが、2つのカードに落ちた直後でも「三井住友ビジネスカード for Owners」は通ったという話でした。

「個人の情報だけでカードが作れる!」というのは普段は良いのですが、私のような状況になった場合は「怪しい会社(個人)ではないよ」と証明するためにも、法人の情報を提出するチャンスがあるカードだと良い結果になる可能性がある気がします。

まだ法人の銀行口座を作ってない方は口座開設からやってみてください。

創業したての法人の口座開設については以下を参考にしてください。

創業した法人の銀行口座をスムーズに開設する方法。創業1ヵ月で銀行口座3つ開設!信用が無い創業し立ての法人で銀行口座を開設するのは簡単ではありませんが、ポイントを掴んでおけばそれほど難しいことではありません。創業1ヵ月の法人で1つの審査落ちも無く3つの銀行口座を開設した筆者の体験談を元に法人口座の開設について解説します。...